川端仁一君の思い出

H15.2.3 小田 久洋

私は、仁一君の茨城県立水海道第一高等学校時代の同級生です。
高校卒業後、私は愛知県の大学へ進学しましたので、卒業後はほとんど付き合いがなく、大学1年の頃に彼の三河島だったかの下宿で飲み暴れた記憶とその後数回会っただけでした。
大学院へ行き、四日市大学に就職した頃には、ほとんど年賀状だけの付き合いになっていました。

高校生の頃、もう一人の友人と3人でよく遊んだものです。といっても、喫茶店でごろごろするくらいでしたが、楽しい時間でした。

ある日道で千円札を拾ったことがあるのですが、それをどうするかで揉めて,結局警察に持っていったという記憶があります。かわいい話です。

それに当時は、クラシック音楽のファンでした。彼はカラヤンが好きで、そう言えば彼の髪型はカラヤンに似ていたっけ。
私はアンチの方でしたので、よく他愛のない議論をしていました。レコード店も寄り道の常連場所で、店主とよく話をしました。

妙に上下関係にこだわるところがあって、年上かそうでないかを気にしていました。
社会人になっても陸上を続けていて、何とも色っぽい話のない奴だと思っていました。陸上が好きだったんですね。

東京では素敵な友人に囲まれて死ぬまで幸せだったと思います。
埼玉大学に進学して自殺した同級生がいるのですが、知った顔が逝くことは顔が脳裏に焼き付いている分、辛いことです。
もう一度飲みたかった、、、。

今年の年賀状の返信で、お姉さんからの連絡で知りました。今ごろになって申し訳ございませんが、こんな所にも友人がいたことをお知らせしたくて投稿しました。

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